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「すし研究所」 所長

Author:「すし研究所」 所長
銀座、青山のクオリティーを川口で。の理念で、すし店を営んでいます。

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年末の市場

市場内は毎年12月に入ると何かそわそわし始めます。

寒さと共に年末の大忙しの為に一段と気合が入ってくるようです。

こちらも何か勢いで必要でない魚を買ってしまったり。



そして20日位から一般の方が一気に増えます。

魚屋さんでひとつ注意していただきたい事があります。

電動のマグロ用のノコギリを使っている職人さんにむやみに声を掛けないで頂きたいことです。

ガチガチに凍ったマグロの骨を一瞬で断ち切ってしまう威力のノコギリです。

年末は特に人も仕事量も多いためちょっとした隙が大事故を引き起こします。


最近は場内(本当はプロしか入場してはいけません。場外はOKです。)に一般の方が増えて事故も頻繁に起こっています。
 
是非マナーを守ってお買い物を楽しんで頂きたいと思います。



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築地移転問題

築地の移転問題ですが、なかなか決まりませんね。

移転先の土壌汚染もかなりの物らしいです。

実際の築地の仲買さん達はどう思っているかというと、大体半々らしいです。

商売がうまくいってないお店は移転をきっかけに何とか売り上げ回復を望んでるでしょうし、

もちろんうまくいっているお店は築地にとどまっていたいそうです。



移転が決まれば色々なインフラの整備などでお金が動くでしょうが、

なかなか政治的にも強引に押し進めていくのは困難なようです。



築地の場内は店の位置も何年かに一度の抽選で決まります。

ちなみに、向かって正面は店頭で買うお客さん重視の店。

なんせ人通りが一番いいですから。

ちなみに一番奥は配送を主にしている店。

車が横に着けられる為、利便性重視です。



おいしさが大事?料理人の腕自慢が大事?

玉子焼きをつくるときは周りのみこんがりと焼き目を付けます。

PA0_0097.jpg
職人として働いていた時は皆、腕自慢でいかに玉子の表面をたいらにツルんと焼くかを競っていました。

もちろん焦げ目などはつけませんでした。

自分の店を持ってからは?もちろん焦げ目を付けます。理由は単に美味しいからです。

もちろんあくまでも焦げたのではなく、焦がしたですけど。

料理人の世界は結構そのような腕自慢や知識自慢があります。

早々に抜け出せてよかったと今は思っています。


当店の玉子焼きは全卵を使って、カツオ出汁、日高昆布、醤油、塩、砂糖のみで自家製で焼いています。

ジュ-シ-な出汁と玉子の美味しさを味わっていただきたいと思っています。

ちなみに安くつくろうと思うと全卵ではなく、液卵といって牛乳パックに入った液体の玉子を使って、粉を大量に入れて増量してつくります。

当然味が悪くなる為、大量の添加物で味をねじ伏せます。

安全で美味しい玉子焼きも当店の売りのひとつです。


寿司屋で使われるダジャレ集

川口市(蕨)の寿司ダイニング 「すし研究所」ホ-ムペ-ジへ


ノレソレのダジャレが大変評判よかったので、調子に乗って古典的なところをもう少々。

シャコ(車庫)を注文する時にガレ―ジと言うのは代表的なところでしょうか。

いくらはいくら?とか、サヨリをさゆりとか言ってるうちはまだいいのです。

それが、サヨリの事を吉永と言った日には目も当てられません。

店中が凍りつく事間違い無しです。


若手時代にお客様にからかわれておちゃけちょうだいと言われ、お酒をお持ちしたところ、君お酒じゃないよお茶けだよと言われてしまい泣く泣く下げ帰った事がありました。

そのお燗酒は煮酒と言って調理用に回った事は言うまでもありません。

 
私くらいの世代だと日常に使うのは、ガリをガリクソン、海苔をノリピ―と言う位でしょうか。

もちろんお客様にはそのような語りは致しません。

今まで何度と無く固く凍りついた現場を見て来ましたから。


川口市(蕨)の寿司ダイニング 「すし研究所」ホ-ムペ-ジへ


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