
トリガイは産地の漁港で活きているうちにボイルされて流通されるものが主流です。
写真の貝は、春から夏に出回る殻付きの生のトリガイです。
実は今日、市場で仕入れて来たのですが、店まで運んで来るときに、ある失敗をしてしまいました。
今日はものすごく暑かったので、少しでも運ぶ際に貝に元気でいてもらおうとギンギンに冷えた氷入りの塩水に間接的に入れてしまいました。
結果。
あまりにも冷えすぎて弱ってしまいました。
まだ貝は活きていますが、納得がいかないのですべて試食に回しました。
今年は小さい生トリガイばかりで、めずらしく大きめのが入ったのに残念でした。
ちなみにこの貝を仕込む時にはガラスのまな板の上で開きます。
非常に弱りやすく、トレ-ドマークの真っ黒い色が普通のまな板の上だとザラザラしていて剥がれてしまうのです。
比較的温水域に棲む貝なので少し考えればわかる事なのに、普段と違うことをしたばっかりに大失態をしてしまいました。
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